カエルの為に鐘は鳴る 3話目

~ 前回のあらすじ ~

説明書を意地でも見ない茜さん、アクションに気付く。

そしてようやく、
城下町へ続く架け橋のスイッチを守るつえー奴を、買収しようとして失敗したハト王子。

結局、肉体言語にてつえー奴を分からせたのだった。

目次

アラモード城下町へ

アクションがあることすら知らずに、もたもたうろうろだらだらしていたプレイヤーのせいで
無駄な時間を費やしてしまったハト王子。

ようやくリチャード王子に追いつけると橋を渡る。

橋の下では、ハト王子にリチャード王子の情報を教えてくれた多分商人であろう者が、泳いで城下町に向かっているのだが。

「つえー奴が橋のスイッチ守ってるはずなのに、あんなよわっちそうな自称王子が橋を架けられるわけがない。
 アイツ、もしや、デロリアンの仲間かッ?!!!!」

パワーストーンを手に入れる前は、確かに勝てない相手だったので、この商人、人を見る目はあると思っていたが、
とんでもねえ勘違いしてやがる!

いや・・・・。
まてよ・・・・。

もう、弱いというレッテルが脳にインプットされているから、
『弱いはず』という固定観念から考えると妥当な思考なのではなかろうか。

このくらい慎重だからこそ商人(暫定)をやっていけるのかもしれない。


商人は、対岸まで急ぎ泳ぎ、城下町まで走る。
城下町の者に危険を知らせるために。
もう誰も失うものか。
これ以上デロリアンに大切なものを奪われてなるものか。
走れ商人!
頑張れ商人!
未来を守るために!!!

という勝手なナレーションを語りつつ、ゆっくりハト王子を城下町に進ませる。

あーあ。
面倒なことが起こりそうな予感しかない。

踏んだり蹴ったり多分殴られたり。


城下町『アラモード』に足を踏み入れたハト王子。

町に入るやいなや、ヒソヒソされるではないか!
これはかなり傷つくやつだ。やめたげてよぉ!!!


『あっ!あいつだ!!』と叫んだのはあの、『多分商人!!!』

なんか、海賊御用達のアイパッチ着けてるやん!!!
私の中でうさん臭さが一気に上がったぞ!

商人もとい多分海賊、町民に隠れろと促し、皆、方々へ散ってゆくではないか。

そりゃ、現状、デロリアンの手先と勘違いされてるわけで。
しかしなんか、傷つくよな、ハト王子。

ハト王子に寄り添ってくれるのは、なんか、人懐こいカエルだけ。


茜さん知ってるぞ!
こういうパターンは、仲間フラグなんだ、
どっかでラーの鏡的なもの探してこなきゃ。


さて、町民を探さなければ、リチャード王子の動向や、ティラミス姫を助けるために必要なものが分からないぞと、街中をうろうろするハト王子。

やっと第一町民を見つけたものの、おい。左に商にn・・・・海賊おるやん!

ぶつかった瞬間金なくなったぞおい!
金はハト王子の得意技なのに!!

王子、お金を稼ぐ

一文無しとなってしまったハト王子。
これからは、自分の手でお金を稼がなくてはなりません。
おお!なんと不憫なんでしょう!!
お金さえあれば大抵のことは何とかなると信じて生きてきただろうに!
病院で怪我の治療も出来ないほどの急な落ちぶれように、涙を禁じえません。


おのれ。
いつぞやの優しい母子に手持ち金を全額渡したあと、どこからか降って湧いたから、また湧いてくると信じていたのに!

ともかくRPGのセオリー通り、地道にモンスターを倒して微々たるお金をちまちま貯めてゆく。
回復は、エクレア宮殿に戻ってイケイケだまで。
・・・・無料だから。

わびしい。

しかし、金でぬくぬくと生きてきたハト王子には必要な試練なのかもしれん。


何とか稼いで、真っ先に手に入れたのが『ノコギリ』。

それを使うと木が切れるのだ!!!
ヘイヘイホー!!!!!

木を切ると地下への階段が現れ、ライフストーン、そして
スピードストーンを手に入れた!

スピードストーンは、攻撃回数を1回増やしてくれるという、とんでも強化だった!!!!


一気にモンスター退治が捗り、『きのたて』も購入!
フル装備ハト王子、爆誕の瞬間である。


もう何も怖くない。


そう調子こいて進むハト王子。

ババロア山へ行く道を、変わった色した木があるので調べてみたら戦闘に突入!!!!

余裕ぶっこいてその顛末を見守っていたら
普通にボッコボコにやられてしまった件!


目に焼き付けておきなさい。
金を失った王子なんてこんなものよ。


一体なんだ。
この木はモンスターなのか。
どうしたらいいんだ。


それともどこかに武器があるのかと、隅々まで探索してみる。


最初の港町、シーミズに亀裂が走ってただ事ではない。
あの体感震度7の地震のせいではないか。

優しい母子の安否が気になるし、
なによりイベントが進んで何か状況が変わるかもしれない。


シーミズ港は、壊滅していた。
母子は無事だったが、負傷者多数で、あの時渡したお金は全て治療のために使ったらしい・・・・。

やはりお金・・・・
お金は大抵のことが・・・・人を助けることもできる!!


しかし、今は素寒貧のハト王子。
復興のお手伝いはこれ以上できない。
お金がないという事はこうも無力なのか。

お の れ ジ ャ ム !!!!!

失意のままシーミズ港を後にしたハト王子。
目下の問題の、変な色した木の問題は解決していない。

私の脳裏には、ずっと、北島三郎の名曲・・・・『与作』が流れている。


モンスターだからノコギリが使えるか分からんしなあ。
だいたい、『与作』の世界では多分斧使ってるぞ。

でも、やってみるのはタダだしなあ。
だいたい、この世界のノコギリは木を切るために存在している。
モンスターと言えどそれは変わらないかもしれない。


やるだけタダ。

『タダ』というステキな言葉に励まされ、ハト王子はノコギリを掲げ、果敢にも木のモンスターに立ち向かう!!!!


待ってくれ
明らかに木に与えてるダメージが違うて。

絶対これ正解やて。
特化武器やんけ。

それでも辛くも勝利。
ギリギリにもほどがあるだろう。
ギリギリじゃないと僕ダメなんか。


しかし勝利は勝利!
近場で発見したイケイケだまで回復後、意気揚々と先に進むと


ー そこには地獄が広がっていた ー


今、ギリギリで倒したモンスターの木がうじゃうじゃいるぞ!

どうしよう。
これ全部倒したら、ちびまる子ちゃんで大活躍しているキャラである佐々木のじいさんにキレられるかなあ・・・・・・(現実逃避)

木を切っちゃいかーーーーーん!!!!!!
と鬼の形相で追いかけてくるんだよね。
普段おだやかなおじいさんだけど、木が大事すぎて豹変するんよ。

それはきのせいだった。そしてババロア山へ

一瞬見たあまりの地獄絵図に恐怖し、私は反射的に、もと来た道に戻ってしまった。


だって無理やって。
一本倒すだけでギリギリなのに。
回復アイテムたくさんいるぞこれ。
どんだけお金稼がなかんのや。(お国言葉)
おのれジャムめ金返せ!!!!!

お金集めるのめんどいなあと、もう一度、木のモンスター大量発生エリアに入ると、

なんと動いてるではないか!
木とはいえモンスターだからありえないことじゃなかったけども! 

ロマサガ方式だったのかと難なく避けて通過!

考えた時間がもったいなかったぜ。


そんなこんなでババロア山のふもとについたが、男性が迷っちまったと独りごちておる。

話を聞いてみると、頂上へ続く道には『魔女マンドラ』の魔法がかかっており、どう頑張っても、ふもとへ戻ってきてしまうらしい。

確かに、ちょっと偵察してみたがループしてるなあ。
でも、モンスターの出現位置が変わってる。

これはなんかあるで工藤!!!

そもそも、入り口にこれ見よがしな看板があるではないか!

書いてあるのは北1東1・・・
これ絶対進み方やん!!!!!

と、意気揚々と進むも、行きたい方向にモンスターが詰まってやがる。

全然どいてくれへん。
1歩進んで2歩下がるな!
絶対幸せにたどり着けないだろ!!!!!ワンツーワンツー!!!

汗かきベソかきイライラしながらも、心の「先生」に『忍耐だッ!』と諭され、なんとか耐えることが出来た。


森を抜けた先には『しあわせの木』が!
まさか、本当にしあわせが待っていたとは。

そういえばアラモードでそんな話を聞いたような気もするが、町の衆にむかつきすぎて頭から抜けてたわ。


とりあえず、ノコギリで切ってみようとする暴君茜さん。
しかしハト王子は実っている果実を食べようとした模様。

環境破壊は気持ちいいZOY!しようぜハト王子!!!


果実が美味しいのかハト王子、どんどん食べる!
まだまだ食べる!!!


しかしハト王子よ。そんなに食べて大丈夫か・・・・?

と思ったところで異変が!!!

頭がクラクラ。舌もしびれて、目がかすんで、ろれつが回ってない。
これはヤバいやつだ!!!


『でも・・・・ちょっぴり・・・・キ モ チ ・・・・イ イ・・・・』


アカーン!!!!!

これ大丈夫か?!
このままプレイ日記続けていいのか私?!!!

コンプラ的にどうなんだ!!!!!!!

環境破壊で気持ちいいZOYしようぜとはハト王子に言ったけども!!!
クs・・・・しあわせの果実で気持ちよくなれとは言ってないぞ!!!!!

頼む!!!起きてくれハト王子!!!!!
私はセーブをしていないんだ!!!!!!!!!!

つづく。

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